日本に帰国して以来、どうもハリがなくって。
さて、記憶をたどりに旅の続きを記していこうと思います。
チリは首都サンティアゴにてワインを満喫した私、次はアルゼンチン側に入ります。
ここからは陸路移動。
向かう先は、これまたワインの産地。
メンドーサ
View Larger Map あメンドクーサ、じゃないっすよw
バスでたった8時間くらいの移動だったのですが、
この陸路、風光明媚なアルプスを走っていくとのことで期待をしていました!!
が、昼の便がとれず夜間移動。。。orz 景色も何もなく移動しましたw
途中のチリ・アルゼンチン国境での話、
チリとアルゼンチン、両方のイミグレのブースが横に並んで仲良く作業。
その仲良く作業のせいで大行列だったのは別として笑
税関検査に来ました。
そうです。”あの”税関検査です(ブラジルの税関で10万とられた)。
職員「カメラのレンズはいくつもっているんだ?」(2つ以上は課税対象)
おれ「あ、3つ持っています。でも、私物で、売るつもりもなければ、だ・・・」
職員「お前中国人(チノ)か?」
おれ「あ、日本人ですけど。」
職員「そうか、なら通って良いぞ。(ニッコリ)」
おれ「あ、ありがとう御座います(苦笑)」
当然、おれの後ろに並んでいたアルゼンチン人もこちらを見て苦笑
この御菊花紋を冠した日本国旅券、この紋章は元来皇室から外務省に頂いたもの。
日本国旅券は、完全な偽造はほぼ不可能、世界の中でも最も信頼性のある旅券としてしられ、それは正に水戸黄門の十六菊花紋と同じ様に、提示すれば殆どの国で査証なしで入国できる。「この紋所が目に入らぬか!!」と言わんばかりの旅人の最終兵器。
日本国籍はスイス国籍と並び世界で最も取得が困難といわれ、故に日本国旅券を所持する事も同様に最も信頼が高いと言える。
我々は日本に生まれただけでも、日本人であるというだけでも、これほどの益を享受している。従って私は自身の帰属は日本であるし、国益のためにこの身を粉にしても労働力として還元したい。
これぞ社会契約論の原義であり、家族という最小単位に始まり、国家ともこの帰属と利益、奉仕という構図が成り立つのである。
その旅券1ページ目にはこのようにある。
日本国民である本旅券の所持人を通路故障無く旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。−日本国外務大臣
The Minister for Foreign Affairs of Japan requests all those whom it may concern to allow the bearer, a Japanese national to pass freely and without hindrance and, in case of need, to afford him or her every possible aid and protection.
我々は、日本国旗を背負って旅をしている。
さて、アルゼンチンに入ってビビったことが二つある。
一つは、女の人が綺麗すぎるという事実。
もう一つは、経済が崩壊しかけていて通常の1.5倍の値段の対ドル闇レートが横行していること。
さて、この2点をきっかけに大きく旅はターニングポイントを迎える訳ですが、続きはまた次回、
「飲むしか無い、日曜のメンドーサと旅程変更」
にて。
↑にほんブログ村ブログランキングに参加しています。