南米随一治安の悪いカラカスには滞在したくないと、いうことでここでの目的地はカラカスから飛行機で50分。
カリブ海に浮かぶ、ロス・ロケス島!
こんなところです。
さて、結論から言うと、この島、行けてません。。。
ま、旅行の度に思うんだけど、一つくらいやり残したことがないと、その地に戻ってこれなくなっちゃうからね。
いつか、南米に戻ってきた時に行きたいなと。
さて、でも諦めまでのその経緯をちょっと記しておこうか。
カラカスに到着したのが土曜日の朝。日曜日の夜の便で帰るので、まる2日遊べる予定でした。
取りあえず、空港に向かおうと思い、(馬鹿げた値段のタクシーは使いたくないので*先の記事参照)空港までの乗合バン(コレクチーボというらしい)を拾うことに。
ここでまた、ベネズエラの交通運の無さが舞い降りる。
地下鉄、Gato Negro(黒猫)駅周辺からバスを拾えるということで、取りあえず向かってみる。
地下鉄は、割と安全そうで、綺麗でした。乗降なんかは整然と、マナーもあって好感が持てた。うん。
さて、Gato Negroに到着し、歩いてる人に聞いてみる。
「ここ、空港行きのコレクチーボって通る?」と、私
「いやー知らないけど、通るんじゃない?」と、通行人A
「通るけど、休日は少ないから運が良ければ直ぐにくるし、ま、最大で1時間くらい待つかもよー」と通行人B
ま、時間はあるし、ちょっと待ってみるか。
・・・・30分
・・・・1時間
・・・・1時間30分
え?????
全然こねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いや待ってる間に何人にも聞いたけど・・・・通ることは確かなんだよなー。。。
しょうがない。高いけど、タクシーで。。。
タクシーを待つ。
・・・・15分
・・・・30分
・・・・え???
タクシー通らないwwwwwww
ただ通るのは爆音で音楽を流して走るチャベズ大統領の選挙カーかはたまたビーチ行きのコレクチーボかだけ。
おいおい、これでいいのかベネズエラ
対して野党候補のカプリレス氏は極めてクリーンな選挙キャンペーン
ベネズエラでは、過去14年間チャベス氏が大統領を務め、現在は大統領の任期を廃止する法案も議会に提出を検討しているのだとか。
そうなれば、法律的にも独裁政治が完成する。
ベネズエラのチャベス大統領は中南米の反アメリカ主義者の筆頭でもあり、今回の選挙は注目されていた。
実際にこの選挙キャンペーンを見て、私としてはカプリレス氏が当選するとほぼ確信していたものの、蓋を開ければチャベス氏が4度目の当選。。。かなり接戦だったけどね。
さて、話が逸れたけど、元の話に戻ります。
結局タクシーを拾うのに40分くらい待って、その内にベネズエラ人の旅行者2人が声をかけてきた。
旅行者「コレクチーボってここ通った??」
私「いやぁ、、、1時間以上待ってるけど通らないんだよね・・・・どうなってるんだろ。。。」
ここで、彼らに提案。
「おれタクシー使おうと思うんだけど、一緒に乗って割り勘で空港まで行かない??」
もう完全に現地化一歩手前w
快諾をもらい、一緒に空港へ。
遂に空港へ到着し、ロスロケスへの飛行機を探す、
旅行会社をいくつか当たるも、ここである事実が判明、
なんとベネズエラはVacación!!まっただ中
どのツアーも満席で、ホテルすら空いていない状況。。。
ただ、ツアー会社の人はすごく親切で、ホテルは一室確保できた。
あとは、飛行機!!
航空会社に直接掛け合ってみる。
そう、空港は私の元職場みたいなもの!笑
空港業務ならお任せください!!
で、便を見つけたのはいいけど・・・往路出発13pm。帰路出発翌日11am。
滞在時間半日。。。。。。。。。。。。
値段は300USD―ちょっときついな。。。。
と、言うことでロス・ロケスは今回諦めることに。後ろ髪を引かれる思いでしたが。
しかし!!カラカスにはもう滞在したくない!ということで、航空会社に掛け合って今日の便に乗せてもらう作戦決行!!
ここで、並行レート(前記事参照)を上手く活用できそうな気がしたんです。
と、いうのも、通常TAM航空の国際線の変更手数料は100USD
平行レートで換算すれば、約8000BsFです。
しかし!!航空会社等は、もちろん闇レート、現地物価相場等は既知であるにも関わらず、政府認可の為に平行レートを使うことはできないはず!
つ ま り
正規レートで換算したところの、4000BsF=50USDにて変更ができるはず!!!
航空会社に直行し、何食わぬ顔で聞いてみる。
「明日の便の予約があるんだけど、急用ができて、今日に変更することって出来なかな?空きがあればでいいから。」と、私。
「空きは、、、あるわね。でも変更手数料が100USD必要よ。」と、TAM航空の綺麗なお姉さん。
「ボリバーレスで支払うことは可能?」私。
「大丈夫よ。100USD又は4000BsFどちらかで支払って。」
キターーーーーーーーーーーーーーー
上の文を訳すと”100USD又は50USDで支払って”と、かなりの矛盾が生ずるけど笑。
さっそく空港内で両替商を探し交渉すると、なんと、1USDを11BsFで換金してくれる人を発見!!
結局変更手数料は3000円くらいで済み、無事にその晩ブラジルに帰ることができた。
いやーなんとも相性の悪い国だった気がするね笑
ただ、エンジェルの滝は一見の価値ありだし、ロライマ山というテーブルマウンテンを登るツアーにも次回は参加してみたいと思った!!
移動を含めてアドベンチャー(笑)で、精神的に鍛えられた旅だった。
ベネズエラ旅行を考えてる人はコメント残してってくださいねー!
ベネズエラ旅行 完
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