2013年10月30日水曜日

奇跡のアルゼンチンワインと旅程変更

すいませんでした!!!!

最初に謝っときます笑

前回からワインワインと言っておりますが、

このアルゼンチンはメンドーサでかったすんごくおいしいワイン。

もう飲んでしまって名前覚えてないっすwwww

ほんとごめんなさい。




さて、前回の飲むしか無い日曜日の次の朝、既に昨日の友は今日の敵、、、

じゃなくってw昨日の友は早起きで5時くらいにツアーに出発していましたw


ここメンドーサは、南米最高峰アコンカグアの拠点ともなる場所!!

日本からも登山愛好家がいらしてます。そして、日本人登山家経営の民宿もあるそうです!!

アコンカグアwiki

なんと標高7000m級です。富士山とかボリビアとか非になりません。。。


そんな中、この山に一人で挑んだ世界一周パッカーの勇敢(無謀)な男もいます。

そう、ウユニで一緒になったあのケイスケさん。

すげーな。バイタリティがやべー。

かつてアリストテレスは勇気についてこのように述べています。


"Courage is: vice of its exceed is recklessness, and vice of its lack is cowardice."

つ ま り

勇気とは、それが過剰にある場合を無謀と呼び、それが不足した場合を臆病と呼ぶ。

勇気は時に無謀であること、また臆病であることと紙一重、でしかし、その中庸の状態で一歩行動に移す事が出来る状態を言うんだと、私は解釈しています。





さて、雑談がすぎました。

で、アルゼンチンワインを好かなかった私をいっきに虜にしたワイン、

そんなワイナリーのお姉さんの写真だけはばっちりありますよっと笑



なんでも、市場には出回っていない家族経営のワイナリーらしく、スーパー等では買えず、メンドーサ内の御得意のレストランにしか下ろしていないんだとか。


そこで一番良いワインをくれ!といって。(お姉さんに言い寄って、)

手に入れたワインはお値段なんと3000円。。。



日本帰国後に好きな人と一緒に帰国祝いしたんですが、


いままでのアルゼンチンワインの常識を見事に覆してくれました。

オークの強い香りと、燻した様なスモークの香り、ワインはアルゼンチン名産のマルベックMalbec。

アルゼンチンワインらしい丸い輪郭に、しかし強い味わいはどんな食事にもあいそうな素晴らしいワインでした。


その後はツアーでオリーブオイルの製造所を見学したんですけど、

ここが2011年の世界オリーブオイルコンテストで金賞をとったところ。


あんなにも美味しいオリーブオイル食べた事ありません!!!

といくらいの代物でした。買って来れなかったのが残念。。。



さて、日程変更の話も触れるといっていましたので手短に(趣味の話をすると長くなってしまうのは悪い癖。)



ワイナリーから帰ってきた夜、無事に現地でのブルーチップレートでの両替も完了。

レートの関係で大体の予算が組めました。


その中で、ここ最近どうしても気になっていた場所があるんです。

その名も

フィッツ・ロイ

どう?格好よくないですか?笑

南米で出会った旅人達が口を合わせて賞賛する場所。

ウユニと併せてその素晴らしさを絶賛する場所。

アルゼンチンとチリ南部に股がる地方

もちろん南半球の南側なので、寒いです。

氷河があるくらい寒いです。アメリカでいうアラスカ的な。。。。


メンドーサからバスを乗り継いで、、、、

28時間!!!!!!!!!

ただ、思ったより順調に旅がすすんでいるので、2−3日の余裕はあったんです。

調べてみたらこんなところ。

写真(私撮影)



この写真を見た瞬間、私の心は決まりました。


しかし、バスでの移動時間を考えると時間がない。。。。

さて、どうするか。



それは次回 突然の旅程変更と闇レート勝負でお伝えします。



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2013年10月25日金曜日

飲むしかない!ホリデーメンドーサ!!

さて、前回のとおりまさかの日本人ブランドでなんとか国境を越えた私、

翌朝にはワインの街、メンドーサに到着していました。


それにしても、私アルゼンチンワインってそんなに好きじゃないんです。

チリが男性的で力強い、コクの強い味わいのワインだとしたら、

アルゼンチンはもう少し輪郭の丸い、女性的な膨よかさを感じるワイン。

少し刺激が足らないのです。

しかし!聞くところによるとなんとアルゼンチンのワインは80%が国内で消費されているとのこと。

つまり、、、



本当に良いワインは輸出されずに、国内で消費されているんではないか!!

ということ。


早朝8時くらいに到着しましたが、やはり国も変われば言葉(この場合は訛)も違い、食べ物や家、また空気までもどことなくチリとは違う雰囲気で、わくわくが泊まりません。


歩いて宿まで向かうんですが(予約なしw)なんか人通りが少ない。。。

アルゼンチンは2002年の世界経済危機以降、悪い状況が続き、特にインフレ率の増加、それに帯する政府の対策の遅れと不透明さ等問題が山積みです。

詳しくは、こんなレポートが提出されています。

『膨らむアルゼンチン経済の矛盾』公益社団法人 国際通貨研究j


書かれているとおり、政府の公表する経済指標と、実態経済があまりにも乖離しているため、巷では闇レート(ブルーチップレートというそうです)が横行しています。

この1年間でこの闇レートだけでも38%も下落、事実上の公表レートとは60%も差があるそうです。

私の言った頃で公式レートが1ドル=4.5ペソ、闇レートが7.2−7.5ペソくらいで、現在では8%になっているそうです。

実はアルゼンチンの経済は10年程前にも同じ状況かでデフォルト(債務不履行)に至っており、今回も同様のことが懸念されている訳です。


さてさて、だいぶ話が脱線してしまいました汗

今回お世話になったのはこのホステル。

Hostel Independencia
Mitre 1237, Medoza, Argentina


オーナーはニュージーランド出身の大家族のお母さん的な存在の方で、

「私、日本人のお客さんって大好きなの!礼儀正しくて、控えめで、清潔で。是非困った事があったら言ってちょうだいね。」と、嬉しいお言葉を頂いた上に、

チェックインまで時間があったので、座ってブログを書いていると、朝食も食べていいとのこと。ちょっと強引さがあるけど笑

客層は欧米人中心で、やはりオーナーのこともあり、ニュージランドの人が多かった気がする。

そんなインターナショナルな雰囲気は大好きなんです。

場所も街の中心、インデペンデンシア広場のすぐ隣。

と、アジア系の男が一人。なんかどう見ても日本人。

こんにちはー。と話しかけると、やはり同年代くらいの日本人(少し先輩)でした。

仕事(しかもグーグルで働いてたそう)を辞めてとりあえずリフレッシュしにきたとか。



話していくと、この人がまたすごい人で。

世界中を飛び回ってる。一周とかではなく、いろんなところに何回も。

アフリカは2−3国を除いて全て此の目で見たとか。

エンジェルの滝、ロライマ山のトレッキングの話で盛り上がったりとか。

昼間からビールとワインを飲み続けながら話してたわけですよ。


そう。ビールワイン。

この到着した日、なんと日曜日だったんです。

旅人にとっての日曜日は休息日というより、街が休んでいるから何も出来ない日なんです。

特にカトリックの国ではそうですね。

それはこういう地方都市に来ると顕著で、

バーやクラブはもちろん

両替商やレストランなんかもやってない。

そして、ここで何よりもつらかったのが、

旅行会社も休みという事実。

結果、本当にすることもなく、酒を飲んでいると欧米風の男がやってきた。

「君、すごく素晴らしくポルトニョール(porutñol、つまりはスペイン語とポルトガル語を混ぜた言葉)をしゃべるんだねwww」と、

え?wって思いましたが、聞くと彼はブラジルのサルバドールで英語を教えていたアメリカ人青年。

アトランタに住んでいたというと、もう一人もボストンでの在住経験があり直に意気投合。

そのまま一日中話し、飲み続けているとどんどんと仲間が集まってきて、さて結局みんなで宴会です笑


途中からはオーナーのニュージランドのおばさんも混じって、ホステルを経営するまでの苦労、アルゼンチンの経済問題、デフォルトに対する不安等たくさんの話をし、

ゲリラ豪雨に見舞われ、それでもめげずに飲み続けました。


もちろん、翌日は二日酔い!

しかし、元気な欧米のみんなは朝5時から自転車ツアーにいってました。

旅程変更とワイナリーの話は次回で!




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2013年10月21日月曜日

旅の続き 〜アルゼンチン側ワインの街、メンドーサへ〜

みなさんご無沙汰しておりました。
日本に帰国して以来、どうもハリがなくって。

さて、記憶をたどりに旅の続きを記していこうと思います。

チリは首都サンティアゴにてワインを満喫した私、次はアルゼンチン側に入ります。

ここからは陸路移動。

向かう先は、これまたワインの産地。

メンドーサ


View Larger Map あメンドクーサ、じゃないっすよw

バスでたった8時間くらいの移動だったのですが、

この陸路、風光明媚なアルプスを走っていくとのことで期待をしていました!!


が、昼の便がとれず夜間移動。。。orz 景色も何もなく移動しましたw


途中のチリ・アルゼンチン国境での話、

チリとアルゼンチン、両方のイミグレのブースが横に並んで仲良く作業。

その仲良く作業のせいで大行列だったのは別として笑


税関検査に来ました。

そうです。”あの”税関検査です(ブラジルの税関で10万とられた)。

職員「カメラのレンズはいくつもっているんだ?」(2つ以上は課税対象)

おれ「あ、3つ持っています。でも、私物で、売るつもりもなければ、だ・・・」

職員「お前中国人(チノ)か?」

おれ「あ、日本人ですけど。」

職員「そうか、なら通って良いぞ。(ニッコリ)」

おれ「あ、ありがとう御座います(苦笑)」


当然、おれの後ろに並んでいたアルゼンチン人もこちらを見て苦笑




この御菊花紋を冠した日本国旅券、この紋章は元来皇室から外務省に頂いたもの。

日本国旅券は、完全な偽造はほぼ不可能、世界の中でも最も信頼性のある旅券としてしられ、それは正に水戸黄門の十六菊花紋と同じ様に、提示すれば殆どの国で査証なしで入国できる。「この紋所が目に入らぬか!!」と言わんばかりの旅人の最終兵器。

日本国籍はスイス国籍と並び世界で最も取得が困難といわれ、故に日本国旅券を所持する事も同様に最も信頼が高いと言える。

我々は日本に生まれただけでも、日本人であるというだけでも、これほどの益を享受している。従って私は自身の帰属は日本であるし、国益のためにこの身を粉にしても労働力として還元したい。

これぞ社会契約論の原義であり、家族という最小単位に始まり、国家ともこの帰属と利益、奉仕という構図が成り立つのである。

その旅券1ページ目にはこのようにある。

日本国民である本旅券の所持人を通路故障無く旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。−日本国外務大臣

The Minister for Foreign Affairs of Japan requests all those whom it may concern to allow the bearer, a Japanese national to pass freely and without hindrance and, in case of need, to afford him or her every possible aid and protection.

我々は、日本国旗を背負って旅をしている。


さて、アルゼンチンに入ってビビったことが二つある。

一つは、女の人が綺麗すぎるという事実。

もう一つは、経済が崩壊しかけていて通常の1.5倍の値段の対ドル闇レートが横行していること。


さて、この2点をきっかけに大きく旅はターニングポイントを迎える訳ですが、続きはまた次回、
「飲むしか無い、日曜のメンドーサと旅程変更」

にて。

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