2012年11月26日月曜日

白砂に広がる蒼湖 レンソイス到着

ぼんじーあ。ご機嫌いかがでしょうか。

さて今回からはお約束通りレンソイスについて書いて行こうかと。 
といっても来週からブラジル国内バックパックを開始するのでそれまでに終わるか心配。 いろいろパッキングやらもしなければいけないので、ちょっと急ぎ足で。

さてさて、最近日本でも紹介される機会が多かったみたいに思える、このレンソイスマラニェンセス国立公園。

 南米に来た誰もが一度は憧れる、噂のパワースポット。 

運良くそんなところまで行けたので、報告の意味と、自慢の意味と、ま、経緯を書いて行きましょう。

 今回は仲の良いサンパウロ大学留学生仲間6人で行ってきた。
写真は肖像権とかあるので割愛笑 

基本的に旅行は一人が好きなんですが、今回の経験含めて、みんなと行くのもすっごく楽しいなと思える楽しい旅でした。


 夜サンパウロを出発して、マラニョン州都サンルイスまで、深夜2時頃に現地空港到着。 経路はこんな感じ。

到着後、乗り合いバス(長距離
バスもあるし、お金のある人は飛行機で行くことも可)
にて6時間程移動。 

朝に無事レンソイス観光の拠点、バヘリーニャスBarreirinhasに到着しました!


朝日が黄金に輝いていたり!

そういえば町中の写真はないけど、北部っぽいゆるりとした雰囲気の町。 

ああ、こうゆう南米の田舎っていいなーと再認識。 

さて、14時ころからツアーに出発予定なのでそれまではゆっくりとくつろぐ時間。 

近くに川があったり、まぁ本当に和やかな町だこと笑 さて、早速初日にしてレンソイスを訪れる我々。 

もうテンションは最高頂!!

歩き方にも書いてあったけど、ここでからは舗装された道ではないので、現地で”TOYOTA”と呼ばれるピックアップトラックの荷台を乗り物にしたハードコアな乗物で移動笑 ↓こんな感じ笑
(昔は整備されていない北部の道を走れるような車はブラジルではトヨタしか流通してなかったそうな。トヨタマーケティング流石)

で、覚悟はしていたものの、

この乗物の揺れが凄まじい

いや、凄まじいなんてものじゃない。ちょっとしたアトラクション笑 そして運転手のテクには脱帽笑

乗り物酔いが気になったんだけど、揺れすぎて酔わなかった笑

ただただ白い砂の中を突き進んで行きます

真っ白な砂丘の中に広がる青い湖

もう想像すらも出来なくってみんな興奮しまくり。

また、これが焦らす感じで一つ丘を超えた向こう側に広がっているという。

あー!もう早く着きたい!!!!

こんな道を進んできて、







こんなところを通ってきた。

で、到着!!!


すげー!砂白いー!広いー!なんもないー!空高いー!

で、興奮しまくって写真をとりまくる一行。

ただ、皆さん覚えておいてほしいのです。

ここから先暫くこれを超える景色が続きます。。。

ここで時間を使いすぎるともったいない!!!笑

さっさと先に進みましょう。


ところで、実は今年、雨があまり降らなかったようで、

事前にツアー会社からは聞いていたんだけど、

想像していたような白い砂と青い湖のコントラストは見られなかったorz。。。

でも、そんなこと関係なしにすごい!のがこのレンソイス。
続けます。ちなみに砂嵐が酷いのでカメラには気をつけましょう笑

砂丘ジャンプしてみたり


あの感動は忘れられません。

そして、幾つか丘を越えると、そこに見えてきたのは・・・

水!!
















しばらくただの写真ギャラリー笑
失礼しました。


そして、水が一番多いというLago do Peixeつまり魚の湖!

そう例の不思議な魚が住んでいるいう!


これ、足がつかないくらい水があります。

全体の写真とてないのが残念。。。(誰か撮ってるはずだよね??)

もう、言葉を失うというのはこういうこと!

実際はぎゃーぎゃーはしゃいでいましたが笑



 日が沈み始めると、砂がこれまでとは違う表情を見せ始めます。

本当に、自然の偉大さというか、この大きな包容感の中に身をおいて、風の音しか聞こえない中でふと自分という存在を顧みると。

心配事やその他諸々、気にならなくなるはず。

これも旅の醍醐味。



最後に日没を見て、1日目終了!!

満足感の高い1日でした。




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2012年11月25日日曜日

白砂漠にできる幾十もの湖 レンソイス・マラニェンセス国立公園

今回は2012年6月に行ったレンソイス・マラニェンセス国立公園について。

ブラジルに留学にきている仲間達ときました。

このLençois Maranhenses(レンソイス・マラニェンセスと読みます)、ポルトガル語で、マラニョン州のLençol(/is複数形)、つまり(ベッドにかける)シーツということになります。


そう。ブラジル北部マラニャン州にあるのこの砂漠、全て石英(クリスタル)の砕けたもので構成されているため真っ白

さらに、石英でできているため水野吸収率が悪く、雨期になると雨水が溜まり、ができます!!


さらに、夏期には全く水気がなくなるこの砂漠の湖に、なんとが泳いでいるんです。

この砂漠、海とのアクセスはなく、水は淡水

つまり!どこからやってきたか、不思議な魚が生きているんですよ!(一説には砂の中に卵を産み雨期に孵化するとか。)



wiki説明



南米旅行で是非訪ねておきたいと思っていたレンソイスに、滞在中に行くことができました。


荒涼とした砂漠に広がる湖!!

乞うご期待!!

おわり
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2012年11月24日土曜日

ブラジル旅行~古都オウロ・プレト

さて、今回はブラジル旅行。

古都オウロプレットへ行ってきた!

11月の3週目は連休で、しかし何も予定なし。

これはまずい。。。と思い立ち同じ寮に住んでいる友人に声をかける。


「ちょ、暇だからどっか旅行いかない?」

「いいっすよ。オウロプレットとか。」

「おっけ。じゃあ今夜出発で。」

という、強行日程!


オウロプレトはこんなところ

元々は17世紀に金で栄えた町で、今はその役目を終えひっそりと佇んでいるが、その町並みは世界遺産にも登録され、美しい。

ヨーロッパの街並みの様な綺麗な色使い。

道も全て石畳で出来ていて、よく保全されている、といった印象。

また、今でも鉱石の採掘が盛んで宝石等も安く買えるんですが・・・

宝石商の客引きが正直うざい






それはさて、おき、こんな感じで山の中に作った

町なので当然坂が多い!!


しかも石畳で足場が悪い!!

訪れる人はしっかりした靴で行きましょう。


もう1日目にして足はパンパン!!


また、町の中に教会が多いことでもしられ、この小さな町の中に13もの教会が建っている。

当時は階級や人種によって教会が分かれており、鉱山労働者や奴隷から、宝石商や金鉱所有主等多くの階級が存在したためらしい。


最後はトロッコで鉱山に入って終わり!

思い付きで行った割に満足できる旅でした。





と、思いきや、

鉱山を出ると突然の

しばらく待つも雨は止まず、しとしとと降る雨の中バス停まで歩くことに。


すると目の前には異様な光景が・・・


渋滞

いや、こんな小さな町で渋滞なんてしようもない・・・

どうやら坂の下で衝突事故が起こったらしく、交通がマヒ。ちなみにこのとき、町の中心より30分ほどの場所。


最終的にはバスもタクシーも通らず、2時間程経過。。。

どれだけかかるか分からずも、とりあえず歩いてみることに。


にしても寒いしタクシーもバスもいないし。。。


ここで通り過ぎていく車に閃いた私。

左手を挙げて振ってみる。


止まった!!!!!!!


ということで、最後はカローナ(タダ乗り)させてもらって帰路につきました。

一段と現地化したな。と実感した旅でもありました。

おわり


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2012年11月22日木曜日

ロス・ロケス諸島―天国に一番近い島

さて、なんとかカラカスに到着したけど、

南米随一治安の悪いカラカスには滞在したくないと、いうことでここでの目的地はカラカスから飛行機で50分。

カリブ海に浮かぶ、ロス・ロケス島

こんなところです。


さて、結論から言うと、この島、行けてません。。。

ま、旅行の度に思うんだけど、一つくらいやり残したことがないと、その地に戻ってこれなくなっちゃうからね。

いつか、南米に戻ってきた時に行きたいなと。




さて、でも諦めまでのその経緯をちょっと記しておこうか。


カラカスに到着したのが土曜日の朝。日曜日の夜の便で帰るので、まる2日遊べる予定でした。

取りあえず、空港に向かおうと思い、(馬鹿げた値段のタクシーは使いたくないので*先の記事参照)空港までの乗合バン(コレクチーボというらしい)を拾うことに。

ここでまた、ベネズエラの交通運の無さが舞い降りる。

地下鉄、Gato Negro(黒猫)駅周辺からバスを拾えるということで、取りあえず向かってみる。

地下鉄は、割と安全そうで、綺麗でした。乗降なんかは整然と、マナーもあって好感が持てた。うん。

さて、Gato Negroに到着し、歩いてる人に聞いてみる。

「ここ、空港行きのコレクチーボって通る?」と、私

「いやー知らないけど、通るんじゃない?」と、通行人A

「通るけど、休日は少ないから運が良ければ直ぐにくるし、ま、最大で1時間くらい待つかもよー」と通行人B

ま、時間はあるし、ちょっと待ってみるか。

・・・・30分

・・・・1時間

・・・・1時間30分

え?????

全然こねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いや待ってる間に何人にも聞いたけど・・・・通ることは確かなんだよなー。。。

しょうがない。高いけど、タクシーで。。。

タクシーを待つ。

・・・・15分

・・・・30分

・・・・え???

タクシー通らないwwwwwww

ただ通るのは爆音で音楽を流して走るチャベズ大統領の選挙カーかはたまたビーチ行きのコレクチーボかだけ。


おいおい、これでいいのかベネズエラ

対して野党候補のカプリレス氏は極めてクリーンな選挙キャンペーン

ベネズエラでは、過去14年間チャベス氏が大統領を務め、現在は大統領の任期を廃止する法案も議会に提出を検討しているのだとか。

そうなれば、法律的にも独裁政治が完成する。

ベネズエラのチャベス大統領は中南米の反アメリカ主義者の筆頭でもあり、今回の選挙は注目されていた。

実際にこの選挙キャンペーンを見て、私としてはカプリレス氏が当選するとほぼ確信していたものの、蓋を開ければチャベス氏が4度目の当選。。。かなり接戦だったけどね。


さて、話が逸れたけど、元の話に戻ります。

結局タクシーを拾うのに40分くらい待って、その内にベネズエラ人の旅行者2人が声をかけてきた。

旅行者「コレクチーボってここ通った??」

私「いやぁ、、、1時間以上待ってるけど通らないんだよね・・・・どうなってるんだろ。。。」

ここで、彼らに提案。

「おれタクシー使おうと思うんだけど、一緒に乗って割り勘で空港まで行かない??」

もう完全に現地化一歩手前w

快諾をもらい、一緒に空港へ。



遂に空港へ到着し、ロスロケスへの飛行機を探す、

旅行会社をいくつか当たるも、ここである事実が判明、

なんとベネズエラはVacación!!まっただ中

どのツアーも満席で、ホテルすら空いていない状況。。。

ただ、ツアー会社の人はすごく親切で、ホテルは一室確保できた。

あとは、飛行機!!

航空会社に直接掛け合ってみる。

そう、空港は私の元職場みたいなもの!笑

空港業務ならお任せください!!


で、便を見つけたのはいいけど・・・往路出発13pm。帰路出発翌日11am

滞在時間半日。。。。。。。。。。。。

値段は300USD―ちょっときついな。。。。



と、言うことでロス・ロケスは今回諦めることに。後ろ髪を引かれる思いでしたが。

しかし!!カラカスにはもう滞在したくない!ということで、航空会社に掛け合って今日の便に乗せてもらう作戦決行!!



ここで、並行レート(前記事参照)を上手く活用できそうな気がしたんです。

と、いうのも、通常TAM航空の国際線の変更手数料は100USD

平行レートで換算すれば、約8000BsFです。

しかし!!航空会社等は、もちろん闇レート、現地物価相場等は既知であるにも関わらず、政府認可の為に平行レートを使うことはできないはず!

つ ま り

正規レートで換算したところの、4000BsF=50USDにて変更ができるはず!!!


航空会社に直行し、何食わぬ顔で聞いてみる。

「明日の便の予約があるんだけど、急用ができて、今日に変更することって出来なかな?空きがあればでいいから。」と、私。

「空きは、、、あるわね。でも変更手数料が100USD必要よ。」と、TAM航空の綺麗なお姉さん。

「ボリバーレスで支払うことは可能?」私。

「大丈夫よ。100USD又は4000BsFどちらかで支払って。」

キターーーーーーーーーーーーーーー

上の文を訳すと”100USD又は50USDで支払って”と、かなりの矛盾が生ずるけど笑。


さっそく空港内で両替商を探し交渉すると、なんと、1USD11BsFで換金してくれる人を発見!!

結局変更手数料は3000円くらいで済み、無事にその晩ブラジルに帰ることができた。


いやーなんとも相性の悪い国だった気がするね笑

ただ、エンジェルの滝は一見の価値ありだし、ロライマ山というテーブルマウンテンを登るツアーにも次回は参加してみたいと思った!!

移動を含めてアドベンチャー(笑)で、精神的に鍛えられた旅だった。

ベネズエラ旅行を考えてる人はコメント残してってくださいねー!




ベネズエラ旅行 完

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2012年11月18日日曜日

極寒のバスと理不尽さの果てに

ベネズエラ生活6日目


熱が40℃もある。。。。早く病院にいかなきゃ。でもここはジャングルの中。

インディアンにつたわる薬草を飲もうとするが不味くて飲めない。

どんどん体力の消費する中、助けを求めようと必死にあがく・・・・・・・






へっっっっくしょん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

それは風邪を引いた夢から始まった。。。

そう、ジャングル生活から抜けだし、やっとの思いでこの文明世界へ戻ってきた僕ら。

昨日22時に乗った高速バス。

今回はちゃんと8時間でつく(らしい)バスに乗った。

寒気と悪寒(同じかw)で目が覚める。

ふと時計を見ると、現在時刻3時。

それにしても、寒い。


北極にいるかと思うほど寒い。。

いや、南米の長距離バスは冷房の効きすぎで寒いとは聞いていた。

ブラジルのものもそれなりに寒い。上着一枚とブランケットは持参したけど・・・・


周囲を確認すると、ベネズエラ人達は全員毛布持参!!!!!!!!


外は35℃くらいの赤道に近いここベネズエラで毛布抱えてバス乗るってどういうことだよ!!笑


ここからは長い長い闘いに突入。

寝ようにも寒くて寝られない。。。


社内の気温、なんと12℃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


こ、これは。。。。。。。。。。。

もう色々考えたけど、たぶん黄熱病を媒介する蚊を発生させないための措置なのではないか。

と論理的には納得するも体はもちろんついてこない。


漸くバスが到着したときは、サバイバルを生き残ったかのような充実感がありました。

朝8時ころにカラカスに無事に到着!!!!


無事に到着!と、いうかここカラカス市内の方が圧倒的に危険なのはおいておきます。。。




さて、ここで2つの新事実が発覚しました。

そう、ここまでもベネズエラ移動編の幻影(仮)が追いかけてきます。


先の記事「ベネズエラ移動編(2日目)」で、紹介したシウダーボリーバル行きのバスを探す手間といったら只者じゃありませんでした。

最初に着いたLa Bandeira駅にあるバスターミナルでは、「おいチーノ!シウダーボリーバル行きここにはないぞ!Terminal Orientalからでてるぞ!」と、言われ、


タクシーのおっちゃんに連れてかれたバスターミナルでは、「おいチーノ!Terminal Orientalなんてものはベネズエラ国内にはないぞ!?なに言ってやがんだ!」と罵られ

いと大変な思いをした例の事件です。

無事にカラカスに着いた訳ですが・・・・

はい。ここで発表。


1.最初に到着したターミナルTerminal Oriental

やっぱあるんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!笑


2.終点はLa Bandeiraにあるバスターミナル

こっちもあるんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!笑



纏めると、こうなります。

ベネズエラ移動初日。最初に向かったLa Bandeiraターミナルで乗れた筈の長距離バスをInformacionの間違った案内によりの逃し

そこで案内された東方行ターミナル(Terminal Oriental)には、タクシーの運転手が知らなかったせいで到達できず、

最後についた、ローカルバスのターミナルから13時間かけて目的地ではないプエルト・オルダスに降ろされる

散々。












この寒さと理不尽さとの葛藤は置いておいて、実はベネズエラにはもう一つの目的がありました。

それが、このロス・ロケス諸島(Isla de los Roques)

どこまでも青い空と海


どこまでも続く白い砂浜


そう、地上の楽園・天国に一番近い島


と呼ばれるこのロスロケス諸島


これは訪れておかなければ!!!!!!


ただ、物価はものすごく高い。




ロスロケス島は首都カラカスから飛行機で45分ほどのカリブ海に浮かぶ島々。

カラカスに到着後はここに行くんだ!!て決めていた。

続く

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2012年11月17日土曜日

バス運賃2倍??????

さて、ベネズエラ生活5日目

既に前日にベースキャンプから帰還し、既にジャングル生活は退役して、今日はカナイマ湖にある滝にいって泳ぐというわりとイージーなコース。

ま、それほど気合も入らず、余韻に浸りながらゆっくり過ごします。

さて、朝8時頃にロッジを出発。

カナイマ湖へ向かいます。


3本のヤシの木が印象的なカナイま湖。

これを渡っていって、

20分ほど歩いて、滝に到着。今日は滝の裏を通るみたい。


「濡れるからカメラ等気を付けて!」

と言われていたんだけど、まーそんなに大したことないだろう。と、余裕をぶっこいていたら、





滝のサイズが・・・・




想像を遥かに凌駕しているんですけど!!!!!!!!!!!!!!!

途中あまりの水の多さに呼吸もできず、必死で滝を潜ってきました笑

くるしかった。。。



さて、エンジェルの滝ともここでお別れ。

まぁなんとも(特に移動が)長い4日間でしたね。でも、生きているうちに見たいと思っていたエンジェルの滝にこれてよかった!

なんだか、秘境探検ってワクワクするね!!

帰りはまた小型セスナなんだけど、

なんと、



副操縦士席



「操舵ハンドルは触らないでね」と、パイロット。

「はいキャプテン!」と、私。いや、どうみても膝・・・あたるんですけど笑


ま、帰りも無事に飛行機は飛び、シウダーボリーバルへ帰着。

30分しか居なかった宿へ戻り、夜22時のバスでカラカスへ帰ることに。

ま、各自ゆっくりして、ご飯食べ、ビールを飲み(ジャングルにビールなかったし笑)

やっとインターネットという、いや寧ろ電気そのものという文明の利器に接触し、その恩恵を享受しながら、暇を潰していたわけですよ。

まぁ3日間現代とは離れた場所にいましたからね。


と、旅行会社のアレハンドロ君がやってきました。

「はい、帰りのチケットだよ!」

「有難う。本当に今回は君にお願いして良かったよ。助かった!」と私。

ビール飲むなら、1っ本くらいはおれが奢るよ。寛いでね!!と、アレ君。


なーんか妙に優しい。いや、もとからすんごいいいやつだったんだけど。。。



ここで私はあることを思い出した。

カラカスでのホテル代(先項参照:カラカスで予約しておいたはずのホテルの予約が入っていなかった問題)の50USD(4000BsF.)返してもらってない!!!


「アレ!そういえば、カラカスのホテル代の4000ボリバーレス返してもらってないや。」と、私。


アレ君「そうそう!じゃあ、さっきのバス代を引いて・・・(電卓をたたく音)・・・1000ボリバーレスのおつりでいいかな??」


おれ「え・・・あ、うん。1000ぼり・・・え??????????

行きのバスは1500BsF.くらい。明らかにおつりが少ない。。。というかバスの値段2倍とられてるんだけど。。。)

「いや。アレ君、おかしいでしょその計算。笑。おれら日本人算数得意なのご存じでしょ笑」

アレ君「あ、いや、違うんだよ。それがさ。。。あれなんだよ。バス、日曜だし、高いんだよ。わかるでしょ?」

おれ「いや、全然分からんけど。ちょっと説明して」

アレ君「日曜日の夜だからみんなバスで帰るじゃん?だから全部ソールドアウトでさ、これ手に入れるの大変なんだよね!わかってくれた?」

おれ「いや、全然!!!!!笑。」

「日曜日の・・・」 「ちょ!それはわかたって!」

アレ「いやバスチケットを売ってる知り合いがいて、無理にとってもらったんだよ。これ。いつもおれが高い値段で買ってるから、お得意様で譲ってもらってるんだって!これがここのビジネスの仕方!」

おれ「・・・。そう。それがあなたたちの遣り方なんだね。。。ま、一応理解したよ。でもさ、一応他の人に確認取ってみていいかな?皆その値段払ってるんでしょ?」

アレ「いや、他の人は違うツアー会社が手配したみたいだから、、、、」

おれ「ま、一応。」(アイルランド人の友人に確認してみると、その人は2000BsF、おれは3000BsF)

まぁ、しょうがないだろう。ツアーの帰りまでいやな思いしたくないし。


おれ「アレ、ま、そういうことならしょうがないな!寧ろチケット手配ありがとうね!!」

と、なんとなく騙された気はしながら長距離バスターミナルまで向かう。


あの3日目朝4時に到着して、不安でしょうがなかった、あのバスターミナル

今では心なしか愛着すら湧く。。。いややっぱり湧かない笑


無事に23時(やはり1時間遅れた)に乗り込み、カラカスへ向け出発。

カラカスではもう一か所目的があるんだけど、それを夢見ながら就寝しよう。。。。


ちょっと寒いな。ま、南米の長距離バスは寒いとはきいてたからなー。(半袖+膝掛1枚)

ま、とりあえず疲れたし寝よう。うん。

と、思っている内に就寝・



次回、赤道直下の極寒バス/楽園の島ロスロケスへの道のり に続く。



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2012年11月16日金曜日

エンジェルの滝到着!!

ベネズエラ生活4日目 ジャングル生活2日目

さて、ハンモックで寝るのはどの様な気分か。
そんな疑問を持つ方もいると思う。

ずばり、

横揺れする船で寝ている気分

実際にはそれほど揺れていないんだけど、目を瞑るとどうも揺れが泊まらない気がして中々寝付けなかった。。。

ということで、本日は朝7時起床。朝ご飯を食べてついにエンジェルの滝に向かいます!

その前に、ベースキャンプから素晴らしい眺めが見れたので、

エンジェルの滝との対面!

さすが圧巻の姿。

これからジャングルをトレッキングして滝の真下まで向かいます!



2時間、中々ハードな道が続きます。

そして遂に


ちょっと雲が掛かっていますが到着!!

世界最高落差950mもの距離を落ちてくる滝は、地表に到達する前に霧散してしまい、滝壺を待たない。

確かに滝壺がない!!

それでも霧状になった水が脈々と水脈をなしている。

これは一見の価値ありですね。ちなみにこの時期(9月)は雨期の真っ最中なのでこれで推量は最大に近いそう。(前日に雨降ったし)

11月以降の乾期になると、河の推量が減り、ボートで上るのが困難になるそう。

もう終わりかと思いきや、更にトレッキングは続きます。

そして、



滝の真下に到着!


いやー楽しかった!!

ここから更にジャングルを2時間下って、更に3時間お尻の割れる船に乗って帰ります笑







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2012年11月13日火曜日

4時間のボート&ジャングル生活開始!

4日目

さて、やっとのことで着いたCiudad Bolívar。宿で30分休息を取ってツアーへ出発。

空港へ到着し、早速Canaimaカナイマという陸の孤島の町へ出発しますが、もちろん小型セスナで飛ぶんです。

そう小型セスナ


ある人は言いました。
「小型セスナで飛ぶことは、葉っぱが風に吹かれているように感じることがある。」

天候悪いし、怖いわ!

このセスナで50分。なんと乗車店員6人。


一緒に乗るのはドイツ人のご家族とベネズエラ人の親子。

出発です!

意外と安定して、、、、、いましたね。うん。

さて、無事にカナイマへ到着すると、現地ガイド、ペモン族のダニエル君が出迎えてくれました。

ダニエル君

なんと17歳。すごくしっかりして、面白いガイドさん。

曰く、「今から3日間ジャングル生活になるから必要なものをパッキングしてすぐ出発するよ!」

え、いきなりの予定変更笑

大きい荷物は置いて、ジャングル探検へ出発!!ワクワクする!

そこで、またダニエル君から一言。

「今から4時間、ボートで川を上るよ!」

え、4時間?しかもこんなボート


現地語でテプイとやばれるテーブルマウンテンを見ながら上って行きます。


4時間後、お尻が割れそうになりながらジャングル内のベースキャンプに到着。

今日からはこのちょっとだけカビ臭いハンモックがベッドです!!笑


夕食は、鳥肉。。。というか鳥


もちろん電気も自家発電なので、消灯時間はなんと20時

お尻が割れそうなの以外は、前日までの移動に比べて楽な4日目でした。

おわり
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2012年11月12日月曜日

ベネズエラ旅行3日目 シウダーボリーバル到着

と、思いきやの3日目。 


バスが止まった。ようやく着いたのかな。と思って外をみると、


なんもない道路のど真ん中???みんな外におりて何かを見つめてる。 
降りてみると、なんとバスが故障。。。運転手が必死に修復中笑 

ちょ、もう勘弁してください笑 
ただいまの時刻12:00
現在地:ベネズエラのどこかの高速道路。 



1:00 さてやっとバスが動き出した。と思ったらまだ目的地じゃないのに全員強制的に下ろされる。 
聞いてみるとやはり故障が直らないので先行していたバスに乗客総乗り移し。荷物も一緒に持ってそれに乗れと。 

さーてここでトラブル発生。荷物がない。嫌な予感はしていたけど、もう半ばパニック。バスの運転手も乗客も、

「おい!チーノ(中国人)の荷物がないぞ!だれか知らないか??」と大声で聞いてくれる。。。
その度に私は言うのであった。
"・・・・・Soy Japones....(おれ日本人なんだけど・・・)"

結局荷物も見つからず、取りあえず出発することに。ど、どうなるんだよおれの人生。。。

ここからは本当に長い道のり。どこに行くかもわからないバスで、荷物も服もなしでベネズエラのどこの田舎かわからない道をひたすら走る。 

取り柄があるとすれば、地球からそらを見ているのか、
はたまたベネズエラは宇宙とワームホールで繋がっているのかというほどの満天の星空。 

これを見てるだけでも心がなご・・・ 



突然の石油採掘場出現(ベネズエラは南米一の産油国)によってこの癒しも奪われた私は、残金が200ドル程度しかないこと、ブラジルの入国に必要な登録証を預けに入れてしまったこと、いっそのこと現地に住みつこうか等、ありとあらゆることを思考した。 

というかそれくらいしか時間を潰す術がなかった。 




いつの間にか眠りに就いていたことに気がついて目を覚ましたのが3:00。どうやら終点に到着した。 
もうどこなのか見当もつかない。 

カラカスから実に13時間、ベネズエラのどこかも知らない場所にやっと到着。 

少なくとも8時間で到着するはずの目的地、Ciudad Bolivarではないことは容易に想像ができる。 

とりあえず、 

「ここ、シウダーボリーバル??」 

運転手:いや。プエルトオルダスだ。 



おわたーw  



ただし!ボトムラインではいつも救いの手があるもの。何故か自分の荷物が乗っている!! 

どうすべきか訳もわからないが、この際ポルトガル語全開で状況説明。スペイン語の彼らには半分も通じてないだろうけど。 
すると、

「あっち側からシウダーボリーバル行きのバスがでているよ」、と。 

指さす先にはそれらしくない、というかベネズエラらしい小汚い建物が。 
みるからに危なそう。。。ただ選択肢は残されていなかった。 

ありがとう。とできる最大の努力と笑顔で彼を後にした私は深夜3:30、異国の高速を歩く。 

“あちら側”のターミナルに着くと、おっさんが声をかけてくる、 

「おいチーノ!チーノ!どこに向かってるんだ??」 

そりゃ、こんなところ歩いてるアジア系のバックパック背負ったやつとくれば格好の餌食。 

ただ、その時の私はそんな次元を超越していた。 

心は半分この地に不法滞在で永住することを決めるまで腹を括っていたのだから。 

ん?なんだよ、おれはハポネス(Japones:日本人)だ。 

シウダーボリーバルまでたった150BsF。もう一人行くやつがいるけど、そいつも同じ額払うぜ。(絶対ウソだろ笑。この手のウソって何?マニュアルあるんですか?笑) 

高いよ!そんなん乗れるか!

と1500円を値切ってみる私。 


けど・・・ 


・・・でもやっぱ行く!。。。。

先ほど見続けた石油採掘場の炎がここに来て煌々と一筋の光を私に届ける(産油国=ガソリン安い)。 




再びタクシーと言う名の乗用車にゆられること更に1時間。 

4:30頃になんと!シウダーボリーバルへ到着!!! 
ホームレスが溜まる深夜の長距離バスターミナルで、バックパックを抱えた日本人の挑戦が今始まる。 


とりあえず、予定では7時頃にはツアーに出発することになっていた。まだ間に合う! 

5時になって、ツアー会社のコンタクトに電話をしようとするが、肝心の電話がない。。。 

こうなったら・・・ 

そう。もう私には躊躇という言葉は残されていない、生きるか死ぬかのサバイバル。 


この国でもう綺麗ごとだけでは生きていけないのが分かった。 








一番人のよさそうなおじさんを選ぶ、そのポケットには無防備に携帯が。。。 

誰にも悟られぬよう、ドキドキ、こっそりとおじさんに近づく。 







誰も見ていない一瞬のスキをついた。

それは正に獲物を狩るライオンの様な・・・・・










携帯、貸してくれませんか???」 








こうして現地で漸くツアー会社の人間と落ち合った私は6時にはホステルに到着。1時間後の7時には無事にツアーに出発したのであった。 



ベネズエラ(奇想天外珍道)旅行移動編 完 
ツアー編に続く
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ベネズエラ2日目 カラカス−シウダーボリーバル


2日目

と、初日からトラブル続きのベネズエラ旅行、2日目になりました。この日はなんと言っても移動日。

カラカスからシウダーボリーバルという都市まで高速バスで8時間。料金なんとBsF160=1500円くらい。
ま、ただ物事なんでもうまく行くわけじゃないなと実感した一日です。
もしかしたら帰れなくなるかと本気で現地化を考えた一日の始まりはじまり。

朝7時に起床し、朝10時発のバスをペガる(pegar)ためにホテルから市内へ向かいます。慣れない地ですので、高いだろうけどタクシーを使おうと、フロントに尋ねる。(当地のタクシー料金は全て交渉)

なんとBsF300。つまり3000円。空港から市内の方が8時間のバス移動より二倍高い。
もう二度とカラカス市内ではタクシーは使うまいと、それでも安全には変えられぬとLa Bandeiraという駅の近くにあるというバスターミナルへ。

ホテルのフロントにも道中タクシーにも確認した。Ciudad Bolivarに行くには地下鉄La Bandeiraラ・バンデイラだよね?と。答えは

いよいよターミナルに着き、バス代の二倍のばかげたタクシー代を支払う。
ちなみに、道中ではチャペス大統領の広告がどこにでもあり、この国の現状を考えた。ただ新大統領候補のポスターも割と見かけたな。
さて、行き先表を探してみるが一行に見つからない我がCiudad Bolivarシウダーボリーバル。ただ、地球の歩き方には確実にここの場所が書いてある。新しく綺麗になったという荘厳麗美な形容詞はどうもこの雰囲気とは似つかないのは別として…

Informacionの人が言った、
" おいチーノ(Chino中国人の意)。ボリーバル行きはここじゃねーよ。"

や、やっぱりか…
やっぱり地球の迷い方なんか頼りにしちゃだめだーーー

さて、順調に地球を迷わされてる私。私が日本人だと言った途端、彼らの対応が良くなったのは言うまでもない。以て次に向かうはTerminal Rodoviario Oriental。なるほど、東方行きバスターミナルなんてものがあるんじゃないか。以外にしっかりしてんじゃん、ベネズエラ。
さて、地球の迷い方を見事に活用してしまった私は、迷い方の忠告、流しのタクシーは危険なので使うな、を無視して、即刻ターミナル外のタクシーへ飛び乗る。というのも、時間がない。このとき時間は0830。というか、普通の車…プレートも無ければタクシーの表示もない。こ、これはやばいかもと乗ってから気がつく。

それでも、0850くらいにそれらしき場所に到着。ただしOrientalなどとはどこにも…

「運転手さん、ここ、あってる??」

運:"あってるもなにも、おれはここしか知らねーからな。じゃ。"

ブロブローンとガタガタの車体から出る排気音が湿気のある街に妙に似合う。
ちょw待ってw

取り敢えず、セキュリティに確認してみると、どうやらボリーバル行のバスはあるらしい。ちなみにここまで誰一人として英語を喋る人がいないという事実と共に、それよりも重要なことは、Terminal de Orientalなるものはベネズエラに存在しないという真事実笑
このバスターミナルはRodovia de Venezuelaというバス会社専用のバスターミナル。
Informaciónをもう一度辞書で引いてみよう。そこに情報という意味は存在しないだろう。そう、少なくともここベネズエラでは。

ま、取り敢えず、道筋が立ったので、良しとしよう。にしても、この長い列。45分くらいはかかりそうだ。

結局1時間かかり、チケットを発行してもらったが、大変。出発まで時間がない。なんと10時出発の便!現在時刻1015
やばい!ていうかもう過ぎてる笑 

それでも大丈夫よ、と受付のお姉さん。

だってここは南米ですからね、と私。

荷物を急いでチェックインして(その後二度と荷物はバスにチェックインしないことに決めた事件は後に触れる)呼ばれるのを待つ。ひたすら待つ。まつこと30分
さすがにおかしいと、お姉さんに聞いてみる。

このバス、もう来た?? 

いやまだ来てないわよ。

まじか、ま時間通りでないのは想定の範囲内。ここからまだまだ待ちぼうけ。
...
この辺りで、ブラジルが如何にオーガナイズされている国なのかということを悟った笑
いや、ここ南米に於いて相対的に。

1時間経過。何かがおかしい。Informacionにて聞いてみる。

「ねぇ、このバス待ってるんだけど、いつくるの?」

おねぇさん:あー次のバスは夜の9時ころだったと思うけど。

「え?・・・夜9時???」「そうよ。」とお姉さん。

現在昼1時。結局10時に乗れるはずの便を11時間待つのか、とこの国の宇宙的な時間感覚に途方に暮れていると、

というか、地元民ばっかりで、全く旅行者を見かけないこのバスターミナル。。。何かおかしいぞ。

私以外に初めてバックパッカー発見!!ドイツから来たという2人と話しをすると、やはり彼らも2130の便。。。もう、おれだめなのか。ま、ただツアーは翌日8時出発だから間に合うだろう。と踏んでオプティミズムに浸る。あれ、目から水が・・・・。おれ、泣いてるのか?突然の豪雨に見舞われる。

もう諦めかけて勉強をしようと、すると!!!!14時ころになってようやくコールが!!でも、さっきの21:30の話は??あ!そうか!10時発の便が4時間遅れたのか(無双モード突入)。それなら今日中にはつきそうだな!8時間だから・・・大体22時くらい到着か!よかったよかった!

乗車して、漸く治安の悪いカラカスの街を後にする。朝からの疲労と心労が一気に私を包み込み、直ぐに睡魔がやってきた。

バスに揺られ、揺られ、辺りが暗くなってきた。途中休憩で食べたポーリョ(Pollo:チキン)のサンドイッチがまじでうまかった。というのも、到着日の夕方から連続で3食は食べていなかったから。ビールでも飲みたい気分だったが、寝過したらまずい、とやめておく。


さて、時間は22時。まだまだ着きそうにもないが、ま途中で渋滞もあったし、いつもより時間掛かっているんだろう。ふと空を見上げると、

息を飲むくらいの星が!宇宙の神秘を感じた。

吸い込まれるほどの星空を、日本のどれだけの人が見たことがあるだろう。
それだけでも南米に来て良かったな。


なんて灌漑にふけっているうちに就寝。

(写真は宿より。バスから見たものはこれの何十倍も星が見えた。)

トラブル続きだった2日目も終了。
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2012年11月5日月曜日

ポルトガル語話者のためのスペイン語講座


さて、今回は来年1月の南米周遊旅行に備えて、スペイン語を勉強します
ちなみに、今はブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境にある三大瀑布の一つ、イグアスの滝にいるんですが、やはり国境を一歩超えればスペイン語を話さなければなりません。

さて、ご存知かと思いますが中南米に於いてポルトガル語を使用するのはブラジルのみ。他は殆どがスペイン語圏です。もちろん言語としても、そのプレゼンスもスペイン語の方が上では、なぜ私がポルトガル語を選んで学んだか。理由はいくつかありますが、一つにラテン語との近さというものがあります。諸説ありますが、ポルトガル語はスペイン語よりもラテン語の原型を保っていて、それをさらに変化させたものがスペイン語にあたるというものです。
と、いうことでポルトガル語からスペイン語への変換は意外と楽です。

前置きが長くなりました。
ここでは、ポルトガル語話者がスペイン語圏を旅行する際に必要となる両言語間の変換を英語を交えて方程式として見て説明しようと思います。
ただ、これを学んだところでスペイン語が分かるようになるというものではありません。話す分にはかなり楽になりますが、聞き取るのはかなり抑揚の違いがあるので難しく感じることでしょう。


1.各アルファベットの発音
 基本的にはポルトガル語と同じですが、以下に相違点を挙げます。
なお、サンパウロのポルトガル語とは違い、終子音のe等はエの音になります。
·      g: gの音は、続く子音がe,iの場合はポルトガル語のrr-(喉から出す)ハ行音になる。ex.) gente ヘンテ
·      j: jの音は全てポルトガル語のrr-ハ行音 ex.) Japónハポン
·      l:語尾にくるlは、英語のlと同じ(ポルトガル語ではウの音)
·      r, rr-:語頭のr及びrrは巻き舌のr音。
·      s:母音に挟まれたsは濁音化しない。(ポルトガル語では濁音化)
·      t+iは必ずティ(パウリスタはチの音になる)
·      v: v音とb音の区別はない。
·      x: xg,j同様ハ音。ex.) Méxicoメヒコ
·      y: yはジャ行の音。Ex.) Yo (私/一人称単数主格代名詞)
·      z: zはサ行の音。
·      ll: はジャ行の音。(アルゼンチンではシャ行)
·      ch: はチャ行の音。Ex.(chico – チコ
ñはポルトガル語のnh、ニャ行の音。Niñoニーニョ=男の子


2.アクセントの落ちる弱母音の割れ
 スペイン語に於いて、ポルトガル語の弱母音、e,oにアクセントが落ちる場合はそれぞれie, ueと、母音が2つに割れる。これは、動詞の活用においても適用される。
ポル語−スペ語 ex.)ponto – puento, sempre – siempre, pode – puede (poder)


3.特定の文字の相互変換
 同じラテン語族からの変換のため、いくつかの語尾を持つものに関しては、形式的に変換が可能。
·      副詞を作る-menteは同じ。但し−メンテと発音。
·      名詞にみられる-dade(英語の-ty)は-dadEx.)Universidad
·      名詞の-ção(英語の-tion)は-ción ex.)estación
·      ポルトガル語のchはほぼスペイン語のllに変換できる。Chamar – llarmar
·      ポルトガル語のjは殆どの場合yに変換できる(発音は変わらない。)já – yá, ajuda – ayuda
·      ポルトガル語の二重子音ouは、特に短い単語に於いて、スペイン語ではo単独でみられる。Outro – otro, pousada – posada
·       ポル語は二重子音を避ける傾向があるのに対して、スペイン語に於いては二重子音を嫌わない(英単語に近い)。ex.)ポル語−スペ語:produto - producto, 

 
4.主語及び所有格等
 スペイン語では2人称が存在するが、同時に3人称にて丁寧に2人章を表す表現(Usted: ポルトガル語のVocêに相当)も存在するため、同じように使える。但し、その場合、3人称との混同を避けるため、必ず主語を明確にすること。所有格に性変化は存在しない。
·      主格(私/きみ/かれ(あなた)/私たち/あなた方):yo/tu/elle(usted)/nosotros/ustedes
·      所有格(同順):mi/ti/su/nuestro(a)/su





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