2013年1月31日木曜日

絶海の孤島イースター島 〜Day44-45 in Easter Island〜


無事にクレジットカードを入手し、今後の旅が安全に出来ることになった私。

そう、今回の目的地は待ちに待ったイースター島

ペルーからチリに飛びます。


ちなみに、イースター島にいくにはLAN航空にてリマ若しくはサンティアゴからの便からしかありません。

サンティアゴからの便、検索した結果1000USD以上するので当初諦めるつもりだったんですが、

なんと第3国のペルー、リマ便は400USD

これは行くしか無い!と決行に至った訳です。


しかしながらこのリマ便、3月にも廃線になるそうで、もしイースターに行きたい人がいるなら、今後の同行に注目です。

前回のタクシーでダウンと30ペソ多く払った事件の続きで、イースター島に飛びます。

なんと飛行機2時間遅れで朝の4時に出発笑

肝心な飛行機はBoeing 737-400の大型ジェット。席も2−3−2。しかし、客が少ない!

これは廃線になる理由が分かる。

3席贅沢に使って寛いでいる間に到着。


湿気に満ちた、穏やかなしかしどこか不思議な空気のする空港とこの島。

これから4泊はイースター島の日本人宿、Hare Caponeにお世話になります!

オーナーの川口さんはとっても良い方!もともと旅行会社のイースター島駐在員だったそう。

Hare Capone
住所: 10000ペソ/泊

訪れる方は事前の予約をお勧めします。私は直前の予約で、2泊しかとれませんでした。


イースター島は本当にゆっくりしたところ。治安も良いし、日も長い(夜9時に日没)

ただ物価が高い!!1.5Lの水が3USDくらいします!!

しかし、実はチリの免税地区になっているらしく、お酒はそれほど高くない。(ワインは500円くらいのものからあります。)


そして街の近くで最初のモアイに遭遇!

写真


モアイについては実は昔授業でBBCの解説を見た事があって少し予備知識がありました。

概要はwiki参照


現在乾期のイースター島、しかし何故か大雨。

川口さんも現地の人も口を揃えて異常気象だと言うくらい。


と、いうことで、イースター島の過ごし方は、


1.ビールを飲む!!!!

2.ワインを飲む!!!!

3.ジブリ作品を見る!!

という感じで2日が過ぎて行きました笑


ただ、近くのモアイ達には夕日を見にあいに行ったりと。



ま、ゆっくり過ごせたのでよしとしましょう。


3日目は絶対に外に出ようと決心し就寝。

次回、モアイがいっぱい!!イースター島モアイ達にあいに行ってきました編へ続く。

ここは絶海の孤島。




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2013年1月26日土曜日

旅情報:ペルー(リマ、クスコ、マチュピチュ)

1.宿
江田イン(リマ)
住所:Jr. Tacna 1475, Magdalena del Mar, Lima
電話:461-2682
30ペソ/泊(ドミ)
クレジットカードの件で大変お世話になりました。シーズンは予約で一杯なことが多いようです。絶賛する程キレイとは言えませんが、大変居心地は良く、ペルー、イースター島観光の拠点とさせて頂きました!
荷物等も無料で預かってもらえ、融通が聞きます。ただ居心地が良くて沈没しないように注意!笑

Ecobackpackers Hostel(クスコ)
詳細はHostelworld.comで。
とりあえずクレジットが切れる宿が必要だったので泊まりました。
欧米系のパッカーが多く、高地クスコでも併設のバーで彼らは夜まで踊って飲んではしゃいでいます笑。私は飲むのも踊るのも好きなので苦ではなかったんですが、静かな宿をお求めの方は避けた方が良いかと。

ペンション八幡(クスコ)
歩き方にも載っている日本人宿ですが、最近評判が悪いそうです。その内容は主に、オーナーがキレる(深夜の帰宅が原因らしい)、飼い犬の大型犬に噛まれるという酷いものでした。ご注意を。

Casa del Inca(クスコ)
第3の日本人宿として人気を集めるホステル。確か20ペソ/泊くらいと安く、オーナーも親日家だそうです。ただし、かなりの勾配の坂を上る(その他の日本人宿よりは幾分か益し)ことになるそうなので、高山病にご注意を。

2.移動
リマ−クスコ
所用22時間程、パンアメリカンハイウェイを抜けてからは相当の悪路が続き、高山病と併せてゲロリンが続出するとのこと。ご注意を。良質なCruz del Surで60USD程
代替:飛行機でStar Peruを使えば直前でも90-110USD片道

クスコ−マチュピチュ
所用3時間30分程、クスコからマチュピチュまでは電車での移動が必須。しかしこれが激高!
ルートとしては、ポロイ(クスコから20分)−オリャンタイタイポ−マチュピチュで片道60USD!!但し、途中のオリャンタイタイポまではローカルバスが出ているようで、そこまで行けば15USDくらい浮くそうです!!

マチュピチュ村−マチュピチュ
まだまだ移動にお金が掛かります。バスでマチュピチュまで上るのに18USD!!徒歩で登ればタダ!!

3.マチュピチュ、ワイナピチュ入場券
マチュピチュ約60USD ワイナピチュ約70USD 国際学生証の提示による割引あり(半額)
ワイナピチュは一日の入場制限が400人で、平日で少なくとも4日前までに予約をしないと入山できません。

4.マチュピチュ
マチュピチュに登るタイミングはやはり朝がベストかと。
朝日が低い角度から当たると、遺跡に陰影の表情が出て綺麗です。昼にいくとなんとなく表情のないただの遺跡笑


質問等あればコメント欄でどうぞ!

分かる範囲で回答します!

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2013年1月24日木曜日

日本人宿とアメリカンロジスティクスの奇跡 〜Day 42-43 in Lima〜


さて、マチュピチュ観光を終え、クスコのコロニアルな町並みを後にした私、ここでとある事実と共に期待を持ってリマへ出発した。

1つは、1週間前から送金をお願いしているブラジル銀行は未だそれが完了していないこと。

もう1つは、バンカメへの問合せ結果、どうやら今日、リマ到着の月曜日にFedExでカードがリマへ到着するということ。


そう、往路リマへ飛んだきたときにナスカ観光を捨て、リマにある日本人宿に宿泊、そこにバンカメのカードの発送を頼んでおいた。

3−5営業日で到着するということだったが、本日届いていれば本当に3営業日。

期待と共にリマへ到着し早速宿へ向かう。

なんと!!カード届いていました!!

この瞬間、1週間に渡る極貧生活から解放された開放感を表象する言葉すら持ち合わせていない。

恐るべしFedEx

バンカメに電話をしたのが木曜日の夕方。到着が月曜日。ぴったり3営業日で届いた。

グローバル化が進む社会で、ロジスティクスに関しては日本の様な小さい国はやはり早くて当たり前だが、国際的に考えればアメリカは圧倒的かと。

EMSで日本から届けていたら絶対に間に合わなかった。。。(ブラジルまで3週間)


さて漸くイースター島、今後の南米旅行に繋がる資金源を入手し、旅を続けられます。


この日は宿にいるみんなとビールをざっと20本くらい朝5時まで飲んで1日終了(途端に散在笑)。


次回、雨男は誰だ。雷雲立ちこめる乾期、絶海の孤島イースター島編に続きます。


番外編

リマでのタクシーの話。

宿から空港まで行ってくれる流しのタクシーを探しているとき、我々3人で空港行きを割り勘しようと。

タクシーに話しかけると、20Soles(約700円)で空港まで行ってくれるとのこと。

承諾の上タクシーに乗り込む我々。

実はウユニ、マチュ・ピチュの高地を終え、防寒着が不要になっていた私。

降車際にタクシーの運転手に声を掛ける。(以下「」内はタクシー運ちゃん)

このダウンジャケット、もういらないんだけど、お兄さんいらない?

「ほんとか?いや是非欲しいよ!ありがとう!」

いや、どうせ捨てるしいいんだよ。あ、その代わりといってはなんだけど、タクシー代15ソルにしてくれない?

「おう!いいぜ!嬉しいよ、アミーゴ!」

おうおう。喜んでくれて良かった。

と、後部座席の友達から紙幣を受け取り運転手に渡す私。

おつりを5ソル受け取りタクシーを降りる。


タクシーを去る際、握手まで求められ、「本当にありがとうな!!」と、素晴らしい笑顔で見送られる。

ま、それでも5ソル値切ったけど、いらないダウンであんなに喜んで貰えるなんてこちらとしても嬉しいなー、なんて感慨に耽りながら空港への道のりを歩く。

うん、すんごくいい気分!残りの旅頑張るぞ!



時間はあるので空港でご飯を食べてから出発することに。

そこで友人が、「あ、さっきのお釣って貰ってる?」と、

あー、そうだね、もらってるもらってる。ほら、5ソル

「・・・・あれ?おれ渡したの50ソルなんだけど・・・」

え、・・・・20ソルだとばかり思ってた・・・・く、暗くて見えなかったし・・・


(一同)え、、、、、えーーーーーーーーーー!!!


そりゃあんなに喜ぶはずだよ笑


握手までするはずだよ笑


寧ろ、やっぱジャパはちげーな!ダウンまでくれた上にチップとして料金の2.5倍も払ってくれるなんてー!

って思ってるのか。。。。笑

いやお互い確認不足が祟った結果だけど、

く、くやしい、、、、笑

あれだけ異常に喜んでいた意味が出発直前になってやっと分かった・・・



みなさんごめんなさい。今、リマのタクシー業界の一部では日本人がすごく気前の良い客だと思われている可能性があります笑


リマの空港はすごく綺麗でした。

(了)



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2013年1月22日火曜日

マチュピチュ徒歩登頂の苦難 〜Day40-41 in Machu Picchu〜


さて、前回虎の様な目つきを以て必死でマチュピチュでディスカウントに勤しんだ私、今回は元来の目的、天空都市マチュピチュに登ります。



朝一で起床し(といっても9時)、昼ご飯のクラッカーと水を買い、マチュピチュ行きのバス乗り場へ直行します。

バスに乗ろうとしたその瞬間、自分の浅はかさを痛感。ここに来て更に大誤算があったのです。。。

バスのおじさん
あれ?チケットは?

え、マチュピチュのチケットがあれば乗れるんじゃ。。。

「チケットは18USDだよ!そこで買って来な!」

18USD---------!!!!!!!!!!!!!!

このとき既に残金が90USDを切っていた私。

更にもちろん券売所でクレジットは使えない。

只管ゴネにゴネたあげく埒が明かない。絶望感に包まれる。


ただし、ここにくるまでに400USDもの投資をして、18ドルのためだけにマチュピチュを諦める訳にはいかない!

しかしこの18ドルによって、今後の旅の成否は確実に左右される。

悩む私。


ここで券売所のお姉さんの一言

9ドルで行きだけ買って徒歩で降りてくる人もいるわよ。大体片道2時間くらいだわ」

kita--------------!!!!!!

往復歩きます!!!

と、二つ返事で返し標高2400mの天空都市を目指す。

ここで私の心を支配したのはまたもやアドベンチャー精神笑

BGMは既にインディージョーンズになりながら、秘境を目指すのにバスなんてものは邪道だ!歩いて登ってこその空中都市!!


   ・・しかしこれがなかなか本気のトレッキング


開始早々高地であることも相まって、息が上がる。

膝の高さほどある岩を次々と登り、

息つく暇も、足を休める平面すらもなく、

ただひたすら眼下に響く河のせせらぎ(実際は濁流)に耳を傾けながら

天上より燦々と照らす太陽に見つめられ

無我の境地たる心境で無心に足を前に出す作業を続けて1時間30分

ついにマチュピチュに到着!!



シャツは前後汗でベッショリ。


ただ、こんな想定外の事態にも、なぜか替えのシャツは用意してあり(笑)タオルその他も完璧だった準備力には私自身心底驚いた笑

マチュピチュを訪れた日本人は数多くいようとも、徒歩で往復登ったものは私を含めて数える程しかいなかろう



肝心のマチュピチュは雨期で天気が悪く、抜群のコンディションとは言えないけれども、

山を登ってきた私には分かる。

スペイン人のコンキスタドール達も、あの傾斜の山の上にまさか都市が存在しようとは想像にも及ばなかったであろう。

それほど下界とは完全に事を異とした世界だった。


ただし、私にはあの遺跡も哀愁を帯びて移る。

これほどの技術を持った帝国でさえ、スペイン人の侵略によって都市は全て破壊され、

人民は奴隷とされ金や資源は全て略奪された挙げ句、

残った遺産ですらも彼らの欲の為に観光として利用され、


このツアーを行っている人のいったいどれだけが、

ある一つの帝国の繁栄と衰退に思いをはせ、

ここに住んだ人々に思いを馳せるのか。

写真を取っている彼らを見て考えた。



帰りは1時間で下山し1日修了。

もちろん翌日は筋肉痛笑


リマ、日本人宿とアメリカンロジスティクスの奇跡

に続きます。

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