さて、マチュピチュ観光を終え、クスコのコロニアルな町並みを後にした私、ここでとある事実と共に期待を持ってリマへ出発した。
1つは、1週間前から送金をお願いしているブラジル銀行は未だそれが完了していないこと。
もう1つは、バンカメへの問合せ結果、どうやら今日、リマ到着の月曜日にFedExでカードがリマへ到着するということ。
そう、往路リマへ飛んだきたときにナスカ観光を捨て、リマにある日本人宿に宿泊、そこにバンカメのカードの発送を頼んでおいた。
3−5営業日で到着するということだったが、本日届いていれば本当に3営業日。
期待と共にリマへ到着し早速宿へ向かう。
なんと!!カード届いていました!!
この瞬間、1週間に渡る極貧生活から解放された開放感を表象する言葉すら持ち合わせていない。
恐るべしFedEx。
バンカメに電話をしたのが木曜日の夕方。到着が月曜日。ぴったり3営業日で届いた。
グローバル化が進む社会で、ロジスティクスに関しては日本の様な小さい国はやはり早くて当たり前だが、国際的に考えればアメリカは圧倒的かと。
EMSで日本から届けていたら絶対に間に合わなかった。。。(ブラジルまで3週間)
さて漸くイースター島、今後の南米旅行に繋がる資金源を入手し、旅を続けられます。
この日は宿にいるみんなとビールをざっと20本くらい朝5時まで飲んで1日終了(途端に散在笑)。
次回、雨男は誰だ。雷雲立ちこめる乾期、絶海の孤島イースター島編に続きます。
番外編
リマでのタクシーの話。
宿から空港まで行ってくれる流しのタクシーを探しているとき、我々3人で空港行きを割り勘しようと。
タクシーに話しかけると、20Soles(約700円)で空港まで行ってくれるとのこと。
承諾の上タクシーに乗り込む我々。
実はウユニ、マチュ・ピチュの高地を終え、防寒着が不要になっていた私。
降車際にタクシーの運転手に声を掛ける。(以下「」内はタクシー運ちゃん)
このダウンジャケット、もういらないんだけど、お兄さんいらない?
「ほんとか?いや是非欲しいよ!ありがとう!」
いや、どうせ捨てるしいいんだよ。あ、その代わりといってはなんだけど、タクシー代15ソルにしてくれない?
「おう!いいぜ!嬉しいよ、アミーゴ!」
おうおう。喜んでくれて良かった。
と、後部座席の友達から紙幣を受け取り運転手に渡す私。
おつりを5ソル受け取りタクシーを降りる。
タクシーを去る際、握手まで求められ、「本当にありがとうな!!」と、素晴らしい笑顔で見送られる。
ま、それでも5ソル値切ったけど、いらないダウンであんなに喜んで貰えるなんてこちらとしても嬉しいなー、なんて感慨に耽りながら空港への道のりを歩く。
うん、すんごくいい気分!残りの旅頑張るぞ!
時間はあるので空港でご飯を食べてから出発することに。
そこで友人が、「あ、さっきのお釣って貰ってる?」と、
あー、そうだね、もらってるもらってる。ほら、5ソル。
「・・・・あれ?おれ渡したの50ソルなんだけど・・・」
え、・・・・20ソルだとばかり思ってた・・・・く、暗くて見えなかったし・・・
(一同)え、、、、、えーーーーーーーーーー!!!
そりゃあんなに喜ぶはずだよ笑
握手までするはずだよ笑
寧ろ、やっぱジャパはちげーな!ダウンまでくれた上にチップとして料金の2.5倍も払ってくれるなんてー!
って思ってるのか。。。。笑
いやお互い確認不足が祟った結果だけど、
く、くやしい、、、、笑
あれだけ異常に喜んでいた意味が出発直前になってやっと分かった・・・
みなさんごめんなさい。今、リマのタクシー業界の一部では日本人がすごく気前の良い客だと思われている可能性があります笑
リマの空港はすごく綺麗でした。
(了)
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