2014年3月1日土曜日

お金の価値。プレアヴィヒアツアーでの事件と備忘録 〜Day 4-5 Cambodia〜

さて、物価の安さとビールの安さと居心地の良さで若干予定をオーバーしてシエムリアップに滞在してしまっていましたが、なんとか、

怠ける体に無知を打ち、ラオスはシーパンドンという楽園から抜け出してきました。

現在地、ラオス、パクセーです。


ちなみに、今、体調が最悪です。

怖いっすよね。ただの風邪かもしれないし、熱中症、はたまた疲れ

いやいやマラリアかもよ。

熱が下がらなかったら直ぐ病院行きます。



さて、今回はプレアヴィヒアという世界遺産について、

飲み過ぎた翌日(いつも飲み過ぎなのでいつかは分かりません)朝7時に出発。


車で4時間くらいの移動になるということだけは聞いていました。

ちなみに、料金は12人集まったので、一人15USD

つまりは、180USD

ブレイクダウンすると、50USDは国立公園入場料とピックアップ6人乗り2台。

130ドルがバスのチャーターです。

高いです。しかし、価値のあるものと信じて出発。


プレアヴィヒア寺院 詳しくはリンク先のwiki参照で。

カンボジアとタイとの国境地点で、今も紛争が続いている場所でもあります。

しかし、UNESCOの世界遺産登録はカンボジア側で承認されたので、国際法的にも固いでしょう。


さて、麓に到着すると、ドライバーが国立公園入場料を一人5ドルよこせと行ってきます。

ん、待てよと。

6人で25USDのはずだけど、一人5だと、合計で30ドル

話が違う

一人頭80円くらい我慢すればいいだけなんですが、

納得いかない!!!


カンボジアやタイでは日常茶飯事です。

詐欺とか、賄賂とか。汚職で塗れています。

でも、基本的にはカンボジア人ってフレンドリーで努力家で、いいやつなんです。

で、賃金が安い

手作りハンモックなんて2ドルで変えたりする。

私は許せないんです。

汗水流して働いている人が、努力して英語や日本語を学んで観光に活かそうと思う人々がいる。

その一方で、人を騙して自身の労働対価以上の金額をだまし取る。

彼は何もせずにこの日20ドルを騙して稼ごうととしました。


一般のカンボジア人がどれだけかかって20ドルを稼ぐか。

私は一人で毅然と立ち向かいました。


一つはカンボジア人のために

もう一つは

日本人なめんじゃねーぞ

です。

するとおじさん逆ギレ

「おおいーぞ。その代わりおれは何もやらねーから、国立公園までは自分たちで登っていくんだな。チケットも何ももうしらねーぞ あーやるきなくした」

だ、そうです。


結果的に、グループの多くの人を巻込む事になったのは少し後悔していますが、

基本的に、かかってこいです笑

私が英語を学んだのは、別に就職するためでも、海外で働く為でもなく、


交渉力を付ける

ということも大きな目的だったんですね。


日本人だからって引っ込んでるんじゃなく、主張しなきゃ


さて、本題に戻ると、

寺院はほとんど人の手が付いていない遺産ということで本当に素晴らしい、


でも、みんなそれどころじゃなかったのは、その立地のせい、


すごいところに建てちゃったものだから、

寺院よりも崖が有名になっちゃったんですね(恐らく日本人の間だけ笑)




これけっこー怖かった


はい。ビビりが通りますよー




さてさて、そんなこんなでツアーが終わって帰りました。




番外編でこんなこともありました。




帰ってみると、宿の目の前の道路が通行止め

何があったのか聞いてみるとどやら木を倒している模様。


さて、この写真何かがおかしいんです。


間違い探しスタート!












そうですね。もうお気づきでしょう。


同考えても右側の電柱に直撃するよね??笑


はい。正解。


会場からは爆笑が巻き起こりましたとさ笑
















さて、最後に真面目な話を。

先ほどの詐欺事件でも触れたんだけど、


カンボジアの物価と賃金の安さは東南アジアの他と比べても低い。


良く、国内で募金箱を見かけるけど、私はあんまり募金できてない。

でも、漸く途上国にきて分かった。


お金の価値は等しくない

普段私たちの使う100円、500円で何が出来るかもう一度考えてみて欲しい。


考えても分からないはず。


そう思った人は、一度東南アジアなり途上国を旅行してみて欲しい。


小学1年生くらいの子供だろうか。

アンコールワットでポストカードを売り歩いていた。

1ドルで10枚セット

おばあさんが、老体をおしてハンモックを編んでいた。

夜市で2ドル

カンボジアの料理とビールが

セットで3ドル

お金では買えない価値がある。

Priceless, Mastercard


あ、最後間違えた笑




じゃなくって、もう一度自分の消費しているお金

またそれの対価として払っている物の価値

またその間に確実に入っているマージン



格差をなくすということは現実的ではないし、

その上で、互恵的な関係を築くことが出来ればそれでいいと思う。


ただ、いつも忘れてはいけないのは、

日本はとても裕福な恵まれた国である

ということ。


これはいくら教えられても、経験で分かる事の方が大きいと思う。


もし、機会があれば、みなさんもその目で見てみることをお勧めします。


長くなりました。では!!




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